よしおとよし子のHAPPY LIFE🍀

30代共働き夫婦のリアルな暮らしとお金の話

されど母は強し

 

子どもが欲しい理由が見つからなかった。

欲しいと思えない理由ならたくさんある。

 

 

・お金がかかる

・手間がかかる

・自由な時間がなくなる

・二人の時間が終わる

・うるさい(自分がそうだった)

・生意気(自分がそうだった)

・責任が問われる

・育てる自信がない

 

 

まだまだあると思う。

 

 

 

だけど高齢出産の年が近づいてきた。

めちゃくちゃ子どもが欲しいってわけじゃないけど

やっぱり産まないまま終わるのもどうなのかと思ってしまう。

 

 

たまに

「子どもが大好き!」

「男はいらないから子供だけほしい」

という女性に出会うが、そこまではっきりと言えるのが逆に羨ましい。

 

 

 

欲しいのか、欲しくないのか、

一向に答えが出ない。

 

 

 

夫は子どもが欲しいと言うが、いつ欲しいのか聞くと

「まだ二人で居たいからもう少し先かな」

というあいまいな返事しかしない。

 

 

高齢になると妊娠率は下がり、出産のリスクは上がる。

体力も年を重ねるにつれて衰えていく。

そんな説明をしても、いまいちピンときていない。

(腹が立つ)

 

 

 

母親からは

「いいかげん、産むか産まないか決めなさい。

産まないならそれでもいい。でも産むなら

早くしないとリスクが上がる一方だ。」

 

と何度も同じ話をされていて、そのたびに衝突している。

 

 

 

 

 

どうする?

 

産むか?

産まないか?

 

 

 

 

自分の意志は固まらないし、

夫の気持ちもあやふや。

 

 

このままいくときっと平行線のままだ-

(という事実に最近ようやく気づいた)

 

 

 

『結局産むのは女だ』

『リスクを背負うのも女だ』

 

 

 

そう考えたら

子どもを持つかどうかを決めるのは夫じゃない。

 

私なんだ。

 

 

 

いらないといえば受け入れてくれると思うし、

今すぐ子どもが欲しい!とはっきり言えば

きっとOKしてくれる。

 

 

 

それが分かったら

あとはもう自分の覚悟を決めるだけ。

 

 

 

 

いままで子どもが欲しくない方にばかり目が向いていたが、

逆に欲しいと思える理由を考えたことがなかった。

 

・家族が増える

・かけがえのない存在ができる

・大変なことの方が多いけど楽しいこともきっとたくさんある

 

 

人生に彩りを与えてくれるのは間違いなさそうだ。

 

 

 

あともう一つ、

これも最近気づいたことだが

結婚してから両親とあれこれ話をしたり、出かけたりするのが思いのほか楽しい。

一緒に暮らしていたころは喧嘩ばかりしていたけど、大人になって改めて付き合うといいもんだな、と思う。

 

 

だから子どもを持つことにあまり悲観的にならないでおこう。

 

 

 

 

 

GW期間中、実家に帰省したので

思い切って父と母に子どもを持つことについて聞いてみた。

 

 

「子ども、子どもというけれど

子どもを産んでよかったことって何?」

 

 

ーそんなに深く考えたことない。

でも思い出がいっぱいできて楽しかった。

 

ー親になって初めて親の気持ちが分かって成長できた。

 

ーものの見方も考え方も変わる

 

 

とか。

 

ありがちな回答ではあったけど、

素直にいいなと思えた。

 

 

母も父も口を揃えたのは

「結婚したら子どもをつくる。それが当たり前の時代だったから」

 

 

そんなこと分かってる。

 

でも

子どもを持つことに対して、あまり深く考えなくていい

という点は発見だった。

 

 

もしかしたら深く考えすぎていたのかもしれない。

 

 

 

 

「いろいろ不安はあるやろうけど

女は弱し、されど母は強しやで。

産んだら何とでもなるから」

 

 

 

 

悩んでつらつらと書いてしまったが

ようやく子を持つことに前向きになれた。

 

 

 

望んですぐに子供ができるわけではないし

もしかしたら不妊症で悩むかもしれない。

 

 

ただ、大きな一歩を踏み出せた。

 

 

母になろうと思う。

 

 

 

 

おわり