よしおとよし子のHAPPY LIFE🍀

30代共働き夫婦のリアルな暮らしとお金の話

甘い初恋のチョコレート

 

ブログをはじめてまだ3か月も経っていないのに、早くも書くネタに困っています。

ブログをはじめた理由は単純に「書きたい」から。

「書く」こと自体が楽しいから。

そして「書く力」を向上させたいから。

 

書きたい欲を発散するべくブログを開設したのに書きたいことがないなんて、本末転倒ですね、情けない。。

 

いやいや、でもこのブログ、一年は続けると宣言したので、今週のお題「手づくり」に挑戦します!

 

 

 

2月のこの時期に手づくりといわれたら、もう『バレンタイン』しか思いつきませんね!

バレンタインの思い出はというと、旦那さん♡ではなく-、

中学3年生の頃に初恋の人に渡した手づくりチョコレートです。

 

 

生まれて初めて好きになった人に

生まれて初めての手づくりをプレゼント。

 

 

それはそれはもうめちゃくちゃ甘い思い出で、人生の数少ないよき思い出の一つでもあります。

 

 

子供のころから男勝りな性格で、好きな人ができた-なんて恥ずかしくて言えない性質でしたが、チョコレートを作るのはもちろん自宅しかありませんから、親に「チョコレート作りたい」って言うのがめちゃくちゃ照れくさかった。

 

レシピはどうやって探したのかまでは覚えていませんが、初心者にも簡単なキューブ型の生チョコを作りました。

 

恋をしたのは、中学1年のころ。同じクラスで、席が近くなった時によく話すようになって(よくケンカするようになって?)、意地悪なんだけど笑顔がかわいくて、すぐに夢中になりました。

 

2年、3年は違うクラスでしたが、廊下ですれ違うたびにドキドキして、目が合うだけで友達とキャーキャー言っていたような、今じゃ考えられないような恋をしていました。

 

当時はガラケーの時代で携帯電話を持つ中学生は少なかったですが、彼が携帯電話を持っていることを知り、どうにかメアドを聞き出せないかと、休憩時間に彼のクラスの前に行ってチャンスを待っていました。(今考えたらストーカーみたい(笑))

 

 

メアドをゲットしてからは、毎日メールを送ります。

(わたしは携帯を持っていなかったので、親のパソコンを使っていました)

 

携帯みたいにメールが届いても通知音は鳴らなかったので、何度も何度もメールの送受信ボタンを押しては一喜一憂していました。

 

 

 

そして、バレンタインの前に彼から

「チョコ、くれるんでしょ?」

とメールが届きました。

 

もう好きなのはバレバレ。

 

「ほしいの?」

と聞いたら

「ほしい」

といわれ、

 

人生初のバレンタインチョコを手づくりすることに。

 

 

当日は二人とも5分ぐらい遅刻しよう、靴箱で待ち合わせね。

とメールを交わしてその日を迎えました。

 

 

靴箱で待っている彼。

他には誰もいないし、しんと静まり返っていてどんどん、どんどん緊張が膨らみます。

 

そしておはよう、も言えず、

 

「はい」

と言って渡したら、何も言わず笑っていました。

 

顔を見たら、彼も顔を赤くして少し緊張していたみたい。

 

 

そのあとすぐに分かれてお互いのクラスに入っていきました。

先生に「遅いぞ」と怒られたのは言うまでもなく-。

 

 

そんな甘い手づくりの思い出。

よく考えたら当時は受験の年。3月に受験を控えていたのに恋にうつつを抜かしていたとは、けしからんな、と思う今のおばんくさいわたし。

 

ちなみにその彼には卒業の時に告白したものの、振られてしまいました。

別に付き合いたいと思っていた訳じゃなく、ただ好きだと最後に伝えたくて。

だから振られても大して引きずらなかったなぁ。

 

 

あれから17年。

夫には付き合い始めた最初の年に手づくりチョコを渡したけれど、二年目には「お返しが高くつくからもういらない」と言われてしまい(笑)、今年も渡す予定はありません。

 

また気が向いたらチョコを手づくりしてみようかな。お返しはもういらないから。

 

 

 

おわり