よしおとよし子のHAPPY LIFE🍀

30代共働き夫婦のリアルな暮らしとお金の話

才能の塊

 

きのうは大阪の北部方面へ出かけた。

以前勤めていた会社の先輩が独立して自分の店を開いたというのでお邪魔してきた。

 

 

その先輩はまさに、才能の塊みたいな人だ。

絵を描くのがとても上手で、大学も芸術枠の推薦で入学できたほど。

 

広告制作会社のグラフィックデザイナー兼イラストレーターとして十数年勤めていたけれど、会社までの通勤時間が長く、子育てと仕事の両立が難しくなって独立に至ったそうだ。

 

 

 

お店は刺繍屋さんで、自分で考えた一風変わったイラストをバッグやハンカチ、洋服、小物などに施して販売している。

また、イラストやデザインの持ち込みも可能で、好きなアイテムに刺繍することもできる。

 

 

モルタル仕上げの壁がお洒落な内装も、自分で考えたんだとか。

 

 

 

凡人の私からすると

「何もかもがすごい」

 

 

 

店の前を通る人とよく目が合った。

住宅街にオープンした洒落たスポットが気になる人も多いのだろう。

 

 

 

4年ぶりに顔を合わせ、

いろんな話に花を咲かせて

楽しい時間を過ごした。

 

 

せっかくなので自分も夫の似顔絵を持ち込み、キーホルダーやピンバッジ、刺繍フレームをオーダー。

出来上がりがたのしみ。

 

 

 

その後、夫と梅田でウィンドウショッピングを満喫。

一日中遊び惚けた。

 

 

 

楽しかった。

ただ、自分には何も持ち合わせていないという現実を改めて感じて目が覚めた。

 

 

昔から好きなこと、得意なことがなく

親に言われた通りに選択することが多かった。

 

 

最初の仕事も親に向いてるんじゃない、と言われて決めたほど。

 

 

でも、全然向いてなかった。

5年勤めて思い切って退職した。

 

 

 

その後、

自分が初めて興味を持った仕事にチャレンジしたけれど、

ハードな仕事ゆえ体調を崩すことが多くて挫折。

 

 

それでも続けたい、と思えるほど、

強い意志は持ってなかった。

 

 

 

それから、とにかく少しでも興味のあるものに挑戦した。

WEBデザインの学校に入ったり、

エステスクールに通ったり、

声がきれいだと言われてアナウンススクールに行ってみたり。

 

 

自分にとことん向き合ってみたけど、どれもダメ。

どれも途中でやりたくなくなる。

 

 

「結局わたしは何がしたいんだか・・。」

 

 

 

やりたいことを仕事にするのは諦めることにした。

 

 

 

比べてもしょうがないことは分かっているのだけど、

どうしてこうも違うのだろう?

と先輩を見て思ってしまう。

 

 

 

仕事にするどころか、趣味すらない自分。

 

 

いつか、あぁ。すごく楽しい。

時間を忘れるくらい『何か』に夢中になってみたい。

 

 

 

そんなに難しく考えなくても

気ままに生きていればいいんだろうけど。

 

 

 

どこかつまらなさを感じてしまうのです。

 

 

しょうがない。

しょうがない。

 

 

 

とにかく自分の人生で得たものを大切にして生きていこうと思う。

 

まぁ夫しかいないんだけど、

でも夫がいるので楽しく生きていける。

 

 

 

めぐり合わせてもらったことに感謝して

二人の生活のために働こう。

 

 

 

いつか、これだ!

と思える何かに出会えるといいんだけどなぁ。

 

 

 

おわり